美容師は世界を舞台に活躍できる職業です。海外へ渡る美容師も少なくありません。今回は上海へ渡ったベル卒業生の美容師ライフを紹介します。YouTubeも合わせてどうぞ!
―下田さんの美容キャリアをおしえてください
下田「新卒でSHIMAに入社して4年半勤め、その後Belezaで2年半やってから上海にきました。上海に来
て2年半になります」
―上海渡ったきっかけは?
下田「今のお店の社長とBelezaの店長がつながっていて、その社長が「新しい店舗を作るから日本人美容師を
探している」というので、紹介してもらいました。それまでは海外には全く興味はなかったんですが」
―それがなぜ?
下田「声がかかる前に、中国人向けのセミナーをやったことがあったんです。そのとき初めて中国の人と関わ
って、いい人たちばかりで印象がよくて。美容業界が盛んで勢いがあるなというイメージもありました。それ
で、これはチャンスかもしれないなと思って」
―行くまでの準備は?
下田「すぐ決断したので、ビザとかの書類を取得期間とかが必要でしたが、そのほかはなにも。言葉も全然わ
かんないまま来ました」
―不自由したでしょ?
下田「全然なに言ってるかわかんなかったです。数字の数え方すら(笑)。謝謝とかも全然言えなかったです。
喋っているうちに聞いて覚える感じで日常会話ができるようになって、今ではカウンセリングも中国語でで
きます。お店に通訳もいますが、スタッフは全員中国人でお客様も中国人が多いし」
―勤めているのは日系サロンですか? どんな雰囲気?
下田「会社は中国の会社で、高級サロンですね。日本でいうと、銀座とか丸の内みたいなエリアにあります。
周りにラグジュアリーブランドがあって。料金は日本の有名サロンと同じくらいです。ブリーチとか濃いメニ
ューをやると、日本よりちょっと高いかも」
―勤務体系は?
下田「10時くらいからです。夜は営業9時に終わるんですが、担当者はお客さんが帰るまでいます。休みは週
一くらいですね」
―どんなお客さんが来るんですか?
下田「中国の方が多くて、日本人のお客さんは僕で3割くらいです。上海で働いている方や。駐在の方の奥様
とか」
―生々しいですが、収入は?
下田「来た時には1年間は固定給契約で、それが日本のときの1,5〜1.7倍くらいでした。今は普通に歩合制に
なっています」
下田さんのインスタグラム→@tetsushimoda