『cachecache』は、原宿と世田谷の用賀にお店をかまえる超人気サロン。かわいくなりたいお客さんはもちろん、「ここで働きたい!!」という美容学生からの人気も絶大。毎年多くの入社希望者が殺到し、入社するのは狭き門になっています。この超難関を突破したのが、2020年原宿校卒業の藤田歩夢さんと、同じく2020年福岡校卒業の上野健介さん。お二人は学生のころ、どんな過ごしかたをして、どんな準備をして試験に臨んだのか? チェックです!!
―お二人は今2年目ということですが、どういうきっかけでcachecacheに入ろうと思ったんですか?
上野「もともと卒業したら東京に行きたいと思っていたんですが、2年生になったころ「ここ好きそうだよね」と、友だちがワタルさん(cachecacheオーナー)のインスタを見せてくれて、知ったんです」
藤田「高校を卒業したときに磯貝店長指名でお店にきたときに「いいサロンだな〜」と思って、それからほかにも行ったんですが、やっぱり一番接客がいいなあと思って、ここに戻ってきた感じです」
上野「自分が好きなスタイルを作っているとは思っていたんですが、専門の時にサロンで現場実習をさせてもらって、そのときにはじめは入り口で緊張してドキドキしていたお客様が、帰るときにはすごい笑顔になって帰っていく姿を見て「ここなら自分の目標を叶えられる」と思いました。そうやってお客様を帰してあげるワタルさんを見て、この人についていきたいなと思ったんです」
―入社試験はいつ頃だったんですか?
藤田「私たちのときは7月でした。内定が決まったのが8月頭です」
―入社試験まではどんな準備をしましたか?
藤田「スタイルブックをがんばりました。作品撮影をとにかくやろうと思っていて。何枚か作品写真ができたので、画像を貼ったりとか、製本して。自分のアピールポイントになればと思って」
―スタイルブックは応募の条件だったんですか?
藤田「必須ではないです。自己アピールできるものがあれば持ってきてくださいということだったので、私はスタイルブックを持っていきました」
上野「僕は学生の時は作品撮影とか、カラー施術をがんばっていました。入社試験の時には、僕はサッカーをしていたので、スパイクの中にロール状に作品写真を仕込んでおいて、ひっぱったらでてくるみたいな工作をしてを持っていきました。ワタルさんからは「あんまりいないね。。。」って言われましたけど(笑)」
―作品はどのくらい撮っていたんですか?
上野「1年生の時にトップサロンゼミという授業があって、その1回目の時に「1年生の時には頑張ったほうがいい、それが就職してもつながるから」っていわれて、それを聞いてからやりはじめました。それと並行して、主にやっていたのがヘアカラーで、2年生だけで友達とかそのつてで150人くらいやりました」
藤田「作品撮りでいったら20〜30人とか、それとは別にアレンジのモデルさんを20〜30人とかやっていました」
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