―今、美容師2年目ですよね。学生のころと美容師のイメージが違ったなあとかありましたか? 思ったよりきついとか。
GURI「私はイメージしないようにしていたんですよね、あえて。何にでも対応できるように、こうだろうって思わないようにしようとか、逆にイメージしないようにしていたので意外と大丈夫でした。有名店はきついとかいわれても疑ってました、ほんとかなあ?って(笑)。きついといえばきついんでしょうが、自分で変換すれば楽しいなって思えますし」
―同級生と会うことは?
GURI「会ってますよ、わりと。営業後とかでも。毎月集まってたりもしますし」
―給料とか比べたりとか。
GURI「多いところもありますよね。でも私はお金じゃないなって思っているので」
―今どんな働き方ですか?
GURI「平日は11時までに出勤すればいいんですが、それより前にはきて練習したりとか。エクステの試作したりとか。取り外し可能なのとか、商品化とか考えたり。美容と向き合う時間が朝にあって、21時くらいに営業が終わって、カリキュラムの練習もしていますね」
―学生の頃やっておいてよかったなと思うことはありますか?
GURI「めちゃくちゃいろんな人と話すことですね。人脈です。休日はカフェとかいろんなところを巡って、店員さんとかと話したり。私はもともと人見知りなんですが、自分は人見知りじゃないって言い聞かせて話しかけてます」
―へー!
GURI「街でかわいいなって思う人に声かけて、撮影のモデルやってもらえませんかとか。とにかくいろんな人と話して繋がって、情報を得たりとか。年配の方とかも、職業も関係なく。アルバイトもアットホームなカフェだったので、お客さんと仲良くなれたりしたんですよ。カメラマンさんとかと知り合って、今でも撮影を一緒にしたりとか。友だちはけっこう多いと思います」
―お付き合いは学校の中だけじゃなかったってことですね?
GURI「むしろ外の方が多かったですね。力入れていました。周りにはあんまりいなかったですね。好奇心が旺盛なんですよ。この人と知り合いたい!とか思うと話しかけたりします」
―逆にもうちょっとやっておけばよかったことは?
GURI「けっこう、後悔しないようにと思ってがむしゃらにやってきたので、ないですね」
―どんな美容師になりたいですか?
GURI「その人の人生に関わり合いたいですね。小さい頃はその技術を自分がやってみたいとしか思ってなかったんですが、働いてみるとお客さんのリアクションとか、こんなまだ若い私に悩み事や人生相談をするために来てくれる子とかいたりして。その人の人生の記憶の中に残るといいなと思います」
―ベルエポックはどんな学校でしたか?
GURI「楽しいですよね、先生との距離感が近くて、私は卒業しても休みの日に学校に行ったりするタイプなのですが、担任だった先生もいたりするので。卒業しても変わらず話しやすく、戻れる場所があるって感じです」
―一番の思い出は?
GURI「海外研修です。ロンドンとパリです。わりと修学旅行気分ですが、特に私は研修中に誕生日が被っていたので、パリでいえーいとかいって。先生のプライベートも見れるし、楽しかったですね」
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