美容師になるために、ベルエポックでは「美容師免許プラン」が用意されている。ヘアメイク科など美容師科以外の学科で学びながら、通信課程で美容師免許の取得を目指すというコース。今回はそのプランを利用して美容師になった、東京ベルエポック美容専門学校卒業のreinaさんを紹介します。通常は入学前の高校3年生の秋からはじまるコースですが、reinaさんはトータルビューティ科に入学した1年生の秋からはじめたという、かなり珍しいパターン。その辺りの心境と生活ぶりをレポートします。(※編集部注:現在はトータルビューティ科とのプランは行っておりません)
―出身はどちらですか?
reina「栃木県真岡市出身です。高校はもてぎ高校を卒業しました」
―東ベルを選んだのはなぜですか?
reina「東ベルのアットホーム感が良かったんです。葛西の街も東京って感じはあるけど、落ち着いているし。一人暮らしとかするのにも、学校の雰囲気も自分的にちょうどよかったです、栃木の女にとっては(笑)」
―最初はトータルビューティ科に入学しましたよね?
reina「美容部員になりたかったんです。中2からメイクに興味を持って、美容部員とか化粧品の方をやりたいなと思ってトーテルビューティ科を選びました」
―それから美容師になりたいと思ったのは何がきっかけですか?
reina「メイクの授業を受けていて、自分の好きなメイクを自分にするのは楽しいけど、例えばお客さんから注文されてメイクをするのは、自分の中では何か違う気がしたんです。メイクは今でも普通に好きですが、自分で研究するのが好きなだけで、注文を受けてやってあげるのは違うかなと思ってしまって……」
―なるほど……。
reina「もともと小学生高学年あたりに一瞬だけ美容師になりたいと思ったこともあったし、ヘアアレンジは好きなこともあって、髪をいじるほうにいこうかなと思い始めました。それで1年生の夏に「美容師の免許を取りたいんです」と先生にいいました」
―美容師免許プランが学校にあるとは知ってたんですね?
reina「はい。トータルビューティ科の友だちもやっていたので。でも、いったん入学して途中から始める人はいないんですよ。通常は高校3年生の秋からスタートする課程なので」
―ということはどうなるんですか?
reina「一学年下の人たちといっしょになります。それと3年間の通信のコースなので、修了がトータルビューティ科を卒業してから1年半あとになります。国家試験もそのころに受験することになるし。だから先生も心配してくださって「ちゃんと考えてから決めな」と言ってくれました。でも決意は固くて「やります」って言って」
―いつからスタートになるんですか?
reina「1年生の秋からはじまりました」