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2022.02.27

フリーランス、業務委託、勤務サロンの違いとは?/KATSU

美容師の働き方は、正社員勤務サロン/業務委託サロン/フリーランスと形態が拡がっています。一体何が違うのか、ピンとこない人も多いと思います。青山のブランドサロンを退社して働き方を変えた、卒業生のKATSUさんにその違いについてお話を聞いてきました。なにがよくて、どんな人が向いているのか? KATSUさんの経験を話していただきます。

KATSU @katsu19900312

まず美容師になろうと思ったきっかけをおしえてください。

KATSU「高知の高校を18歳で卒業して、地元の産業機械系の工場に入りました。ずーっと野球をやってきていて丸坊主だったし、そのときは美容師になろうとは思わなかったんです。その工場で働くうちに、目標を持ってできる仕事をしたいなと思って、3年経った時に辞めました。そのとき自分で考えて仕事ができる、技術になるようなことをしたいことをと思って浮上したのが美容師だったんです。21歳のときでした」

―なぜベルエポックを選んだんですか?

KATSU「とりあえず美容師で一番になりたいみたいな感じになって」

―急に?

KATSU「急に(笑)。一番上手くなりたいとは思って。なんの情報もなかったんですが、美容師といえば原宿、原宿にある学校といえばベルエポック、という思考になりました(笑)」

―21歳で入学して、同級生は18歳が多いでしょ? 溶け込めたんですか?

KATSU「最初は黙ってました。僕の素はおしゃべりなんですけど、まわりも気を使うんですよ、やっぱり。僕も自分で変な壁を作ってたし(笑)。でも海外研修に行った時に解き放たれました(笑)。バレました(笑)。それからは普通に」

―卒業して青山のサロンに入って。

KATSU「9年くらいいましたね」

―退社してフリーランスになるわけですが、それを思い始めたのはいつ頃からでしたか?

KATSU「前職は業界誌の撮影もやっているし、とにかく上手くなりたかったのと、青山という場所がよかったので入社しました。在職中は業界誌も一般誌の撮影もやらせてもらっていました。そのうち業界にフリーランスの美容師が増え始めて。当時からフリーランスには否定的な意見もありましたが、僕は将来的には自分で店をやりたいと思っていたので、経験しておいた方がいいと思ったんですよ。経験したから説得力をもって言えることもあるだろうし。それに出店には資金が必要ですからね。収入は増えるので。その一方で保証はありませんが」

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